人生に疲れた40代へ|立ち止まる勇気で気づいた大切なこと

立ち止まる勇気

介護・子育て・仕事を一人で抱えて走り続けてきた私が、母を看取ったあと初めて立ち止まりました。立ち止まったことで見えたこと、そして広がった新しい世界について書いています。

目次

人生には、立ち止まる瞬間がある

人生には、
ふと立ち止まる瞬間があります。

それは失敗したときではなく、
むしろ

ずっと頑張り続けてきた人に訪れることが多い

のかもしれません。

私が立ち止まったのは、
一人で全部を抱え込むことが
当たり前になっていた頃でした。


一人で頑張ることが当たり前だった

20代後半から、私の生活は一気に忙しくなりました。

親の介護。
結婚。
出産。
子育て。
そして仕事。

私は一人っ子だったので、
親のことも家のことも

自分がやるしかない

そう思っていました。

主人は仕事が忙しく、
子どもの行事もほとんど私一人。

運動会では

片手にカメラ。
もう片方にはビデオカメラ。

写真も動画も残してあげたい。

そんな気持ちで、
いつも必死でした。

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小学校の運動会の朝

小学校の運動会の日。

まだ朝早い時間に
場所取りの列に並びます。

周りはほとんどお父さんたち。

その中に混じって
私も並びました。

スタートと同時に
場所を確保しようと走る人たち。

押されながら
なんとか場所を確保。

「よし、取れた」

そう思った瞬間
ほっとしたのを覚えています。

でもそこで終わりではありません。

急いで家に戻り

お弁当を作り
子どもの準備をして
また学校へ戻る。

そんな運動会を
毎年繰り返していました。


介護と子育てが重なった生活

その頃、親の介護もありました。

食事の準備も簡単ではありません。

父はお肉が苦手。
母は柔らかい食事が必要。

子どもたちは
お肉が大好き。

一度の食事で
2〜3パターン作ることもありました。

今思えば

よくやっていたな

と思います。

でも当時は

全部自分でやるのが当たり前

だと思っていました。

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母が亡くなったあと

私が本当に立ち止まったのは
母が亡くなったあとでした。

母は

「最期まで自宅で過ごしたい」

そう希望していました。

私はその願いを叶えようと
ただ必死でした。

できることは全部やろう。

そう思って
毎日を走り続けていました。


デイサービスの施設長さんの言葉

母がお世話になっていた
デイサービスの施設長さんが

ある日、こう言ってくれました。

「お母さんの状態で在宅介護をしていたのは本当にすごいことです。
普通だったら在宅では難しい状態でした。
本当によく頑張りましたね。」

その言葉を聞いたとき

私は初めて気づきました。

私は

母の希望を叶えるために
ただ必死に走り続けていたんだ

ということに。


30代の記憶が抜けている

胸の中にあったのは

やり切ったという気持ち

でした。

同時に

30代の記憶が
すっぽり抜けていることにも気づきました。

思い出せないくらい
毎日が忙しかったのです。

介護。
子育て。
仕事。

一人っ子だった私は

全部自分で背負うのが当たり前

だと思っていました。


ぽっかり空いた時間

母が亡くなってしばらくして
台所に立ったとき

ふと

「あ、今日は母のご飯を作らなくていいんだ」

と思いました。

それまで毎日していた
母の食事の準備が
突然なくなったのです。

そのとき

胸の奥が少しだけ
静かになりました。

それは

楽になったという気持ちでもなく
悲しいという気持ちでもなく

ただ

ぽっかり空いたような感覚

でした。


立ち止まって見つけた自分の時間

立ち止まってみると
少しずつ自分の時間が見えるようになりました。

それまでの私の世界は

家庭と職場。

ほとんどその二つだけでした。

でも少し外に出てみると
新しい世界が広がっていました。

カメラを持って出かけるようになり、
ダイビングを始め、
ドローンを飛ばす楽しさも知りました。

そして

ひとりでカフェに入る時間も
好きになりました。

外に出てみると
本当にいろいろな人がいることに気づきました。

さまざまな仕事をしている人。
いろいろな経験をしてきた人。
全く違うバックグラウンドを持つ人。

そんな人たちと出会う中で

私の世界は少しずつ広がっていきました。


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まとめ|人生で立ち止まる勇気

立ち止まっていい。そしたら見える世界。

人生は
ずっと走り続けなくてもいい。

少し立ち止まることで
見えてくるものがあります。

もし今

「少し疲れているかもしれない」

そう感じているなら

ほんの少しだけ
立ち止まってみてもいいのかもしれません。

人生は
思っているよりも
まだまだ広がっていくのかもしれません。


最後にあなたへ伝えたいこと

もし今、
あなたが少し疲れているなら。

全部を一人で抱えなくても大丈夫です。

人生は
ずっと走り続けなくてもいい。

少し立ち止まることで
見えてくる景色もあります。

そしてまた
歩き出したくなる日が来ます。

そのときはきっと
前より少し軽い気持ちで
進めるはずです。


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小さなきっかけで少しずつ動いていくことがあります。

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