手帳が続かなかった40代の私が、予定と気持ちを同じページにした理由|システム手帳リフィル自作の話

手帳の中身のレフィルを自作で作る女性の画像

「今年こそは、自分をしっかり整えたい。」

そんな思いで、毎年12月になると新しい手帳を探していました。文具店に並ぶ素敵な一冊を手に取り、少しの妥協を抱えながら購入する。でも、桜が咲く頃には白いページが目立ち始め、いつの間にか開くことさえしなくなる……。

結局、便利なスマホ管理に移行したけれど、予定はこなせても、なんだか心までは整わない。そんなモヤモヤを抱えていたのは、私だけではないはずです。

「何もできない日」が続くと、真っ白な手帳を見るのがつらくなりますよね。以前、何もしたくない日を「ダメなこと」と捉えない、一日の考え方についても書きました。

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なぜ手帳が続かなかったのか|意志の強さの問題ではなかった

これまで手帳が続かないのは、自分の意志が弱いからだと思っていました。

「みんなはあんなに綺麗に書いているのに」
「私は三日坊主なんだ」と、

白いページを見るたびに小さな自己否定を繰り返していたんです。

でも、40代になってようやく気づきました。
それは意志の問題ではなく、単に既存のフォーマットが今の私に合っていなかっただけなのだと。

市販の手帳の多くは「いかに効率よく、多くの予定をこなすか」という設計になっています。

分刻みのスケジュール、達成すべきタスク。それらに追い立てられるような「管理される感覚」が、仕事、育児、介護と役割の多い40代の心には、時に重荷になってしまうのです。


手帳とスマホ管理の違い|予定は整うけれど心は整わない

手帳とスマホ管理、どちらがいいのか迷うこともありますよね。

デジタル管理はリマインドもできて、家族との共有もスムーズ。本当に効率的です。

でも、スマホのカレンダーに流し込まれるのは、あくまで「外向きの予定」ばかり。

「今日はなんとなく体が重いな」
「本当はあの時、少し不安だったんだ」

といった、自分にしか見えない大切な感情は、デジタルの隙間からこぼれ落ちてしまいます。

予定は整っているのに、私は整っていなかった。

外側のスケジュールだけを完璧にこなしても、自分の内側がスカスカなまま。
そんな違和感が、私を再び「手書きで、自分と対話すること」へと向かわせました。


予定と気持ちを同じページにするという発想

私が欲しかったのは、予定をこなすためのツールではなく、自分の「役割」と「本音」を共存させられる場所でした。

  • 予定 + 気持ち(その日の心の温度を色や言葉で残す)
  • 眠気レベル(夜勤明けのコンディションを正直に書く)
  • 役割の負担(母として、看護師として、娘としての重なりを可視化する)

これらを一つのページで見渡せるようにしたことで、ようやく自分に優しくなれました。 疲れが溜まっている日は、予定を増やすより“減らす”ほうが、100倍大切だと気づいたからです。

疲れた日に「何もしたくない」と感じるのは、40代の私たちにとってごく自然な反応です。

無理にエンジンをかけ直す必要はありません。

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システム手帳リフィルを自作するという選択|Canvaで描く「余白」

既存の手帳に自分を合わせるのが限界だったので、Canvaを使ってシステム手帳リフィルを自作することにしました。

自作リフィルでこだわったのは、何よりも「引き算」です。

  • 白背景とたっぷりの余白:視覚的なノイズを徹底的に減らし、開いた瞬間に心が落ち着くように。
  • 「やらないこと」欄:自分を追い詰めないために、あえて「今日はこれをやらない」と決めるスペースを確保。
  • 自分に合わせた手帳の中身の作り方:今の私の生活リズム(夜勤や介護)に、100%フィットする設計。

Canvaの手帳テンプレをベースにしながら、今の自分に不要な項目を削ぎ落としていく。

この「選ぶ作業」自体が、バラバラになっていた自分を整える、静かで大切な儀式になりました。

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40代で気づいたこと|管理より「自分なりの基準」

40代は、とにかく役割が渋滞する年代です。

夜勤明けの眠い日は、どれだけ計画を立てても、体が動かないことだってあります。
そんな日に必要なのは、予定を無理やり詰め込むことではありません。

「今日はこれでいい」 「今は休むのが仕事」

そうやって、自分にOKを出せる自分なりの基準を持つこと。手帳はその基準を確認するための、私だけの「お守り」になりました。


まとめ|フォーマットではなく「生きる基準」を作る

私が作ったのは、単なるシステム手帳のリフィルではありません。迷った時、疲れた時にいつでも立ち戻れる、自分だけの「心地よさの基準」です。

今はまだこのリフィルを配布していませんが、もし「私と同じように手帳に苦しんできた」という方がいるのなら、いつか必要な時にお届けできればと思っています。

夜勤という働き方が、私に「予定を削ぎ落とし、自分を守る」という視点をくれました。

夜勤はきつい?と聞かれることもありますが、実はこのリズムが、今の私には一番合っていたのかもしれません。

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