mione「今年こそは、手帳を使うぞー」
毎年12月になると新しい手帳を探していました。
文具店に並ぶ素敵な一冊を手に取り、少しの妥協を抱えながら購入する。
でも、桜が咲く頃には白いページが目立ち始め、いつの間にか開くことさえしなくなる……。
ひどい時には1ヶ月ともたない。
結局、便利なスマホ管理に移行したけれど、予定はこなせても、なんだか心までは整わない。そんなモヤモヤを抱えていたのは、私だけではないのではないでしょうか。
「何もできない日」が続くと、真っ白な手帳を見るのがつらくなりますよね。
以前、何もしたくない日を「ダメなこと」と捉えない、一日の考え方についても書きましたので良かったら読んでください。
なぜ手帳が続かなかったのか|意志の強さの問題ではない
これまで手帳が続かないのは、自分の意志が弱いからだと思っていました。
「みんなはあんなに綺麗に書いているのに」
「私は三日坊主なんだ」と、
白いページを見るたびに小さな自己否定を繰り返していたんです。
でも、40代になってようやく気づきました。
それは意志の問題ではなく、単に既存のフォーマットが今の私に合っていなかっただけなのだと。
市販の手帳の多くは「いかに効率よく、多くの予定をこなすか」という設計になっていたり、フリースタイルで自分でレイアウトや使い方を決められるようなものがあります。



私はデザイン性はないし、字もおしゃれに、綺麗に、可愛く書けない。
なんか書いても気に入らない。
アイディアも思いつかないし・・・
と、自己肯定感低めの私は気に入らなくて挫折・・
を繰り返していたんだと思います。
分刻みのスケジュール、達成すべきタスク。それらに追い立てられるような「管理される感覚」が、仕事、育児、介護と役割の多い40代の心には、時に重荷になってしまったのだと思っています。
手帳とスマホ管理の違い|予定は整うけれど心は整わない
手帳とスマホ管理、どちらがいいのか迷うこともありますよね。
デジタル管理はリマインドもできて、家族との共有もスムーズ。本当に効率的です。
でも、スマホのカレンダーに流し込まれるのは、あくまで「外向きの予定」ばかり。
「今日はなんとなく体が重いな」
「本当はあの時、少し不安だったんだ」
といった、自分にしか見えない大切な感情は、デジタルの隙間からこぼれ落ちてしまいます。
予定は整っているのに、私は整っていなかった。
外側のスケジュールだけを完璧にこなしても、自分の内側がスカスカなまま。
そんな違和感が、私を再び「手書きで、自分と対話すること」へと向かわせました。
予定と気持ちを同じページにするという発想
私が欲しかったのは、予定をこなすためのツールではなく、自分の「役割」と「本音」を共存させられる場所でした。
- 予定 + 気持ち(その日の心の温度を色や言葉で残す)
- 眠気レベル(夜勤明けのコンディションを正直に書く)
- 役割の負担(母として、看護師として、娘としての重なりを可視化する)
これらを一つのページで見渡せるようにしたことで、ようやく自分に優しくなれました。 疲れが溜まっている日は、予定を増やすより“減らす”ほうが、100倍大切だと気づいたからです。
疲れた日に「何もしたくない」と感じるのは、40代の私たちにとってごく自然な反応です。無理にエンジンをかけ直す必要はありません。
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システム手帳リフィルを自作するという選択|Canvaで描く「余白」
既存の手帳に自分を合わせるのが限界だったので、Canvaを使ってシステム手帳リフィルを自作することにしました。



びっちり手書きで埋め尽くされた手帳に憧れがずっとありました。
でも、必要なものってその人それぞれ違う。
私は、ほんの少し予定と自分の気持ち、感情が書き出せれば良かったんです。
それが「引き算の考え方」です。
自作リフィルでこだわったのは、「引き算」。
- 白背景とたっぷりの余白:視覚的なノイズを徹底的に減らし、開いた瞬間に心が落ち着くように。
- 「なんでもメモ」欄:自分を追い詰めないために、あえてなんでも書いてOKスペースを確保。
- 自分に合わせた手帳の中身の作り方:今の私の生活リズム(夜勤や介護)に、100%フィットする設計。
今の自分に不要な項目を削ぎ落としていく。
この「選ぶ作業」自体が、バラバラになっていた自分を整える、静かで大切な儀式になりました。



自作のいいところは
・気に入らなかったらすぐに作り直せる!
・あらかじめ決まっている予定は、入力して綺麗に見える化!
最高です!
40代で気づいたこと|管理より「自分なりの基準」
40代は、とにかく役割が渋滞する年代です。
夜勤明けの眠い日は、どれだけ計画を立てても、体が動かないことだってあります。
そんな日に必要なのは、予定を無理やり詰め込むことではありません。
「今日はこれでいい」
「今は休むのが仕事」
そうやって、自分にOKを出せる自分なりの基準を持つこと。
手帳はその基準を確認するための、私だけの「お守り」になりました。
まとめ|フォーマットではなく「生きる基準」を作る
私が作ったのは、単なるシステム手帳のリフィルではありません。
迷った時、疲れた時にいつでも立ち戻れる、自分だけの「心地よさの基準」です。
今はまだこのリフィルを配布していませんが、もし「私と同じように手帳に苦しんできた」という方がいるのなら、いつか必要な時にお届けできればと思っています。
夜勤という働き方が、私に「予定を削ぎ落とし、自分を守る」という視点をくれました。
夜勤はきつい?と聞かれることもありますが、実はこのリズムが、今の私には一番合っていたのかもしれません。
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