夜勤明けの、しーんとした朝。
静かなキッチンでコーヒーを淹れながら、前日の息子の表情を思い出していました。
「別に。」
たった一言。でも、いつもとどこか違ったトーン。 子どもが心配になるとき、その理由ははっきりしないことが多いものです。 でも、母親の直感というか、胸の奥がざわついて落ち着かない。
あの日から、私は何度も考えました。 「40代の母親として、今何ができるんだろう」と。
何もしたくない日を「問題」にしないという考え方も、私を支えてくれました。
▶︎ 何もしたくない日を問題にしないための一日の考え方
子どもが心配で眠れない夜、頭をよぎること
その日は、横になってもなかなか寝付けませんでした。 子どもが心配で眠れない。そんな夜は、きっと多くの親御さんが経験しているはずです。
- 学校で何か悩みがあるのではないか
- 友達とうまくいっていないのではないか
- 無理して笑っているのではないか
暗い部屋の中で、悪い想像ばかりが膨らんでしまいます。 でも、問い詰めるのは違う気がするし、かといって放っておくのも突き放しているようで怖い。 正解が分からないまま、時計の音だけが響く夜。
40代になった今も、子育ての不安を前にすると、自分はなんて未熟なんだろうと痛感します。
不安が大きくなりすぎたときは、「40代で将来が不安になった私が変えた心の持ち方」でも書いたように、考え方を少しだけ整えるようにしています。

母親の不安は消えないもの。40代の「親にできること」
子育ての不安は、子どもが小さい頃だけのものではありませんよね。 むしろ思春期や高校生になってからの方が、親の目に見えない部分が増える分、不安は大きくなる気がします。
「大丈夫」と言われても、本当かどうか分からない。 親として心配しすぎなのか、それとも、大切なサインを見逃しているのか。 母親の不安は、消そうと抗うほど、かえって強く心に居座るものです。
私はある時、気づきました。 不安を無理になくそうとするより、「不安なままでもいい」と一緒にいるほうが、ずっと楽になれるということに。
子どもが心配なとき、親にできるささやかな習慣
では、子どもが心配なとき、私たち親にできることは何でしょうか。
私は、何か大きな問題を解決してあげる力はありませんでした。
学校の環境を変えることも、複雑な人間関係をすべて整えてあげることもできません。
でも、唯一できたことがあります。
それは、「あなたの味方だよ」と無言で伝え続けることです。
- あえてアドバイスをしない日を作る
- 無理に解決策を提示しようとしない
- ただ、「おかえり」「帰ってきてくれてありがとう」と言うだけ
拍子抜けするくらい、ささやかなことです。 でも、子どもにとって家庭が「何を言っても、言わなくても安全な場所」であることは、想像以上に大きな支えになると思っています。
40代の母という役割、そして看護師としての自分
私は母であり、妻であり、娘であり、夜勤看護師です。
40代は、いくつもの役割が重なり合う、本当に忙しい時期ですよね。
自分の親の介護もあれば、仕事の責任も増えていく。体力だって、20代の頃のようにはいきません。
その中で「完璧な母親」を目指そうとすると、どこかで心がポキッと折れてしまいます。
子どもが心配なとき、私たちはつい自分を責めすぎてしまいます。
「もっとちゃんと見ていれば」
「もっと話を聞いていれば」と。
でも本当は、完璧な母なんてどこにもいないと思うんです。
揺れながら、迷いながら、それでも子どものそばにいる。
それだけで、もう十分すぎるほど頑張っているのだと、自分に言ってあげてもいいはずです。
夜勤明けに何もしたくなくなる日もあります。そんな日の過ごし方についてはこちらに書いています。

心配しすぎる親になってもいい。それが今の私のバランス
「心配しすぎじゃない?」
周りからそう言われて、落ち込むこともあるかもしれません。
でも、私は思うのです。 心配できるということは、それだけ子どものことを大切に思っている証拠。
母親の不安を無理に否定しなくていい。 ただ、その不安を子どもにぶつけてしまわないように、自分の中で静かに抱えていく。
それが、今の40代の私にできる、精いっぱいのバランスです。
孤独を感じたときに私が試してよかったことも、別の記事でまとめています。

まとめ|正解は分からない。それでも「味方」でい続ける
子どもが心配で眠れない夜は、これからもきっとあると思います。 母親としての不安は、きっと子どもがいくつになっても、一生なくなることはないのでしょう。
でも私は今、こう思っています。 解決できなくてもいい。強くなくてもいい。 ただ、「あなたの味方でいる」ということだけを、細く長く続けていく。
40代の私は、今日も揺れながら、母でいます。 そして、それでいいんだと、少しずつ自分を許せるようになりました。
7回転職した私(mione)から、あなたに伝えたいこと

改めまして、こんにちは。このブログを運営している看護師の「mione(ミオネ)」です。
仕事では7回の転職を経験し、プライベートでは親の介護をきっかけに夜勤専従という働き方を選びました。日々、看護師・娘・そして母という複数の役割に揺れながら過ごしています。
かつての私は、「もっと完璧でいなきゃ」と自分を追い詰めてばかりいました。でも、多くの失敗や葛藤を経てようやく気づいたんです。
「正解が出せなくても、そばにいるだけでいい」
私の不器用な歩みが、今、誰にも言えない不安を抱えて立ち止まっているあなたの、小さな灯火になれば嬉しいです。
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